
日常
2023/11/1

私は現在、神戸電子専門学校のグラフィックデザイン学科に在籍しており、主にWEBデザインを中心に日々学んでいる学生(2年生)です。
まず今回のインターンシップに参加した経緯についてですが、
私は将来、マルチクリエイターを目指しており、活躍するための幅広い知識を求めているにも関わらず、学ぶ機会が学内や独学に限定されている状況でした。
マルチクリエイターとは
メディアや形式問わず(文章、動画、写真、イラスト、プログラミングなど)様々な場面で活躍するクリエイターのこと
そんな中、今回のインターンシップの勧めを受け、
これは実践的かつ多彩なスキルを磨くことができる機会なのでは??と思ったことから参加することを決めました。
そしてこの度、株式会社カワッタデザインでのインターンシップを通じて、サキノ精機様の「リボーン端材プロジェクト」に参加させていただきました。
今回は、端材についてのお話の他、デザイン学生の視点から感じたことをまとめてみましたので、ぜひ最後までお付き合いいただけると幸いです。
「端材」と聞くと余った残り端のようでまるで廃材と似ていると思われることが多いです。(私も始めそう思ってました。)
が、そうではありません。
簡単に説明すると、端材は木や金属などの製品を製造する際に、必要な部分を切り出したり、加工したりすることで生じる余った材料のこと。
つまり、製品の寸法や形状に合わせて切り出す&加工されただけなので、高品質かつ新品同様の性能や外観を持っているものがほとんどなんです。

また、今回のテーマである金属の場合、通常は材料屋さんが買い取って溶かし、再利用されることが一般的。
だけど余りとはいえ、せっかく加工して生まれた端材。
そのまま新しい製品として最大限使用したいところ。
その課題を解決するために存在しているのが、
今回ご紹介する「リボーン端材プロジェクト」です。
この事業を行っているのが「株式会社サキノ精機」さま

サキノ精機さんは明石の江井ヶ島にある大正12年創業(今年で創業100年!!!)の会社です。産業機械製造事業や金属加工部品製造事業などをされています。
「リボーン端材プロジェクト」がどういったものなのか、その事業内容について具体的にお話していきます。
このプロジェクトは、金属の端材をそのまま再利用し、照明、雑貨、インテリアなどの実用的な製品に生まれ変わらせるという取り組みです。
つまりこの取り組みによって、貴重な資源が無駄になることもなく新たな価値を生み出すことができるんです。(素晴らしい…)
代々続く事業を行う傍ら、副産物として発生する「端材」という材料に着目し、より持続可能かつ収益性の高い方法で解決したいということから「リボーン端材プロジェクト」は誕生しました。
さらに、製品を自社内で商品化・販売しているので、なんと端材をリサイクルするよりも上回る収益を生み出しているそうです。
環境にも経済的にも優れた効果を持ち合わせているのが、この「リボーン端材プロジェクト」です。
次に、この「端材プロジェクト」に対して、「デザイン」という方面からどのように関わっていくのか、ということについてのお話です。
まずデザインについて簡単にお話すると、デザインとは、美しさや機能性を追求する過程のことを指します。
そしてこの機能性について、使う人のことを考えるのは勿論ですが、逆算して日々の不便・不満を解決するものを考案するという意味も込められています。
デザインのアイデア出し、考え方については以下記事で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。
なので今回の場合は、端材を新たな製品として生まれ変わらせる「製品デザイン」ということになります。
まず端材の形状ですが、柱上のもの、中が空洞なもの、規則的にくり抜かれた板まで、その種類は多種多様。
これらの端材を捨てずにそのまま活かすことができる製品デザインの可能性は無限大。
何よりも魅力的なのは、端材をそのまま製品として活かすことにより、唯一無二の製品を生み出すことができる点。
各端材の独自の形状や特性を活かしデザインに組み込むことで、他にはない美しい製品を誕生させることができます。
今回私たち学生は、端材の形状や質感、特性を活かすことを中心にデザインを行い、それぞれ一人一案という形でアイデアをご提案。
どの製品も端材の形状をそのまま活かし、無駄なく最大限に活用できるようデザインしました。
また、端材独自の形状もデザインの一部として取り入れ、「端材から生まれた製品」という特別感を加えられるよう考えてデザインを行いました。
以上、「端材プロジェクト」とデザインの関わりについてお伝えしてきました。
私はデザイン学生として日々様々なデザインを学ぶ毎日ですが、
「端材プロジェクト」のような端材をベースに製品デザインを行うという機会は、本当に貴重なので、携わることができてよかったと感じています。
また、今回のインターンを通し実際の事業に携わることができたことで、デザインをする以上に、本当に必要なものや求められているものは何なのか、といったことを考えることができたのも、私自身にとってかなり良い経験となりました。
改めて、インターンシップを開催&終始サポートしてくださったカワッタデザインの皆さん「端材プロジェクト」でインターン生を受け入れてくださったサキノ精機さん
そして今回一緒に活動したメンバーに心から感謝いたします。本当にありがとうございました。ここまでお付き合い頂き、ありがとうございます。
インターンシップから学べることというのは想像していたよりも奥が深かったです。(実際私も、現場の雰囲気や技術を知りたい、という程度で参加しました。)
学生のうちだからできることでもあると思うので、学生の皆さんはぜひ参加してみてください。




・デザインの力で製造工程の無駄を新たな価値に変える!「端材プロジェクト」

今後、インターンシップを開催する際はTwitterの方でお知らせする予定です。
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株式会社カワッタデザイン 公式X (旧Twitter)
https://twitter.com/kawatta_design
また、昨年のインターンブログも是非ご覧下さい!
最後まで読んで下さり、ありがとうございます!
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