Xデザイン学校 5回目 質的調査の分析の振り返り

前回の質的調査の記述の続きです。
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Xデザイン学校 4回目 質的調査と記述の振り返り | UX / Service Design | カワッタデザイン 神戸・明石のデザイン事務所
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Xデザイン学校 大阪分校の4回目の授業「質的調査と記述」の省察です。今回は「第4回目の振り返り」をまとめます。
Xデザイン学校 大阪分校の5回目の授業の省察です。
今回は以下の2つをまとめます。
- 第5回目の振り返り
- 次回に向けてチャレンジしたいこと
#05 質的調査の分析のプログラム
- 浅野先生による講義
- パターン分析
- UXパターン発表
- UXパターンを応用したサービスデザイン
- 発表・講評
授業の振り返り
今回の5回目の授業を通して私が大きな学びとして捉えたものは以下の3つです。
- 概念(パターン)化
- また足し算
- リフレーミング
1つずつ掘り下げたいと思います。
1.概念(パターン)化
フィールドワークで集めたデータの分析。ここで概念(パターン)化を行いました。
これまでも概念化は先生の口からずっと出てきていた言葉ですが、初めてワークを通してはっきりとした形で言語化する作業でした。
これが、かなり難しい…。
- 概念=パターン
- インサイト=概念化できるものを見つける
なんとなく掴んだコツとしては
- 「じゃぁ、これって他のことでも当てはめられるか?」
という問いをすると、
- 概念化できていないものは、そもそもの視点がある特定の個人に向いている
- 概念化できているものは他のものにも応用できる
というところで、うまく概念化できているかどうか確認ができる気がしました。
大きな気づきとしては他の班と調査で見つけたもの自体は同じ(似ている)にも関わらず、
- 伝え方(要は概念の捉え方・言語化)を間違えると違った方向に向かってしまう
というところ。
これは正直、
- 自分のこれまでの体験との照らし合わせや
- 概念として捉える視点
を鍛えないといけないと、と会場で強く感じました。
モヤモヤ…自分では答えが見つからない状態で終了。
2.また足し算
自分が一番気をつけなければいけないところ。
小さな思いつきをペタペタと追加してしまう癖があります。
そういえば、普段の仕事の中でも思い当たる節がありました…。
もうこれは常に意識するしかない…。
3.リフレーミング
他班の発表で「物」から「人」に概念を落とし込んでいたのを見て「なるほど…!!」と思いました。
第3回目での振り返りでもリフレーミングには触れていましたが、この学校で学んでいることは、
- 決してその回単発のものではなく、
- すべての回・仕事・人生にまで
広げられる技術や知識、経験なのだということに改めて気づいた瞬間でもありました。
そして、これを通して改めて「概念」というものも理解。
良い勉強になりました。
ただ…自分の中では体が覚えられていないのでかなり今後も苦戦しそう。ひたすら意識しながら繰り返すしかなさそうです。
次回に向けてチャレンジしたいこと
改めて気づいたことを普段の仕事にも落とし込む
概念化・足し算・リフレーミング
これまでの振り返りでも何回もでてきたワードに改めて気づく回でした。
試行がまだまだ足りないのだと思います。
自分が普段行なっている仕事でも「これって当てはまっているかな?」ということを確認しながら進めます。
さいごに
2日間、みなさんお疲れ様でした!
フィールドワークとは何を見るのか、これまで気になっていたところがスッキリしました。
見えるものに問いをたてることも忘れずに、次回に挑みたいと思います。