
お知らせ
2026/1/22
兵庫県明石市を拠点に活動する株式会社カワッタデザインは、制作業務の傍ら、「デザイナーではない人にデザインの基礎を伝える」教育活動を大切にしています。
この度、代表の河田悠輝が、日本トップクラスの進学校として知られる灘中学校にて、公民の授業の一環として特別講義を行いました。2019年からスタートしたこの取り組みも、今年で7回目を迎えます。

生徒さんたちは現在、自身の研究内容をポスターにまとめて発表するプロジェクトに取り組んでいます。今回の講義では、その発表をより魅力的に、かつ正確に伝えるための「デザインの基礎」を伝えました。
また、今年の新しい試みとして「デザイン制作における生成AIの活用方法」についても紹介。AIを単なる生成ツールとしてではなく、自分のデザインを客観的にチェックし、ブラッシュアップするための「良きパートナー」として活用する視点を伝えました。
河田は、「一億総デザインの基礎知ってますよ化」という大きな目標を掲げています。
現在、受講者は3,000名を超えましたが、目標とする数字にはまだまだ届いていません。しかし、灘中学校の生徒さんたちは、将来の日本を支えるリーダーになり得る存在です。彼らがデザインの視点を持ち、社会に出たとき、実際の人数以上の大きなインパクトを世の中に与えるきっかけになるかもしれない。そう考えると、こうやって続けることに意味があるのではないかと感じています。
授業後、生徒さんからは鋭い視点や驚きの声が多く寄せられました。一部を抜粋してご紹介します。
「センスではなく、ロジックである」という発見
「デザインはセンスが8割だと思っていたが、技術や知識が重要だと知り驚いた。定石があって学びやすいとわかって面白かった。」
「余白」や「整列」の重要性への気づき
「今まで行間などの余白を意識したことがなかったが、必要であることがわかった。ラインを揃えるだけで統一感が出るのが面白い。」
デザインは「主役」ではなく「脇役」
「デザインはあくまで脇役で、一番大事なのは自分がどう話すか、という話が特に心に残った。伝えるための補助として活用したい。」
AI活用の可能性
「AIで自分のポスターをチェックする方法も使ってみたい。資料作成の時間を短縮する法則を知れて有意義だった。」
「デザインは、人の困りごとを見つけ解決する考え方である」という本質を、多くの生徒さんが自分の言葉で咀嚼してくれたことが印象的でした。
カワッタデザインのバリューの一つに、「人に教えられるぐらい極めることを諦めない」があります。教えることを通して、私たち自身も学び、成長し続ける。そんな姿勢をこれからも大切にしていきます。
今回学んだ知識が、生徒さんたちの素晴らしい研究発表の一助となり、ひいては彼らの豊かな未来に繋がることを願っています。
一覧へ