
先週一週間、インフルエンザにかかってしまい寝込んでいた。
こんなにただただ寝ていたのは振り返ってみると初めて勤めた会社を身体を壊して辞めた時以来だと思う。
フリーランスになり「仕事を休む=お金がない」が待ち受けているわけで、焦っては連日38度超えの体温のせいでやっぱり動けず寝ていた。
最近ブログも書けていなかったので、せめてと思い、寝ながらスマホで打ってみた。何気にスマホでブログ書くの初めて。
そんな体調で何をブログに書こうかなぁと思った時に、最近の生活の中で唯一エンタメ要素のあるものを思いついた。
彼は、彼らはどこに向かってるんだろう?何を目指しているんだろう?
特定のバンドにハマれるということの喜び
最近エレファントカシマシにハマった。
特定の曲にハマることはよくあるが、そのバンドを深く知りたくなるは稀。
昔はビジュアル系が好きで、特にJanne Da Arcが本当に好きだった。
それが活動休止になって、バンドとしての新曲は聴くことができなくなった。そうすると、いくら好きでも飽きるのだ。
好きになった頃が懐かしい。インディーズ時代の聴いたことがない曲まで遡って聴いて、その度に新しい発見があって楽しかった。大体全部死ぬほど聴いたので、これ以上彼らの新しさにワクワクできないことが寂しい。
話は戻って、エレカシはキャリアも長く、まだ聴いたことがない曲がたくさんあることが素直に嬉しい。こうやって好きなバンドやアーティストができることは幸せなことだと思う。
これからどんな発見があるだろう。ワクワクする。
アルバム「Wake Up」
普通に生活しているとエレカシを知ったり聴くきっかけもないのだが、たまたま身近に好きな人がいて耳にする機会があった。そういえば、自分も「笑顔の未来へ」など何曲か好きだったことを思い出した。
試しに新しいアルバム「Wake Up」を聴いてみたらこれがドンピシャだった。
そこから過去のアルバムも遡って聴いていっている感じだ。昔ビジュアル系ばかり聴いていた自分からするとエレカシのようなバンドを聴くとは驚きだと思う。でもハマる要素はたくさんある。
例えば、ジャンルに縛られない楽曲の多彩さ。アルバム「Wake Up」だけでも様々。
NHK「みんなのうた」でも流れていた「風と共に」には度肝を抜かれた。
エレカシといえばボーカルのシャウトが印象的でだいたい叫んでる印象だったけど、この曲を初めて聞いた時は本当に驚いた。このバンドはこんな優しい歌が歌えるのかと涙が出た。本当に巧い。
楽曲や歌詞に写し出された宮本浩次という人間性
でも本当にハマった理由は楽曲や歌詞に写し出された宮本浩次という人間性。
好きになってからエレカシに関する映像をYouTubeで観てみた。すると、順風満帆なバンド人生ではなかったようだ。
最近の活躍ぶりはめざましく、椎名林檎やスカパラとのコラボなども積極的。
ライブ動員などのデータまで見れていないからなんとも言えないが、勢いをとても感じる。
とても良いなと思うのは、自分の軸のようなものをしっかり持っているところ。テレビの取材などを観ていると宮本さんがとても謙虚なんだけど、しっかり自分がやってきた事に自信を持っている。
でも売れなかった時期も当然合って、しかもその期間も長く、レコード会社との契約も何度か切れては別のレコード会社と契約して…という歴史があるようだ。苦労してきた時期があって、何が正解かは解らなくて試行錯誤してきたというのが楽曲に滲み出ている。そこも魅力だと思うし、そういう部分に自分を重ねて共感してしまう。
バンドは今年30周年ということでそのキャリアの長さにも驚く。
最近の曲の方が一見若いバンドのような勢いのある楽曲もある。例えばRAINBOW。めちゃくちゃ格好良くて大好きだ。「悲しみの果て」や「今宵の月のように」のような曲を歌っているバンドだと思えない。
神様俺は今人生のどのあたり?
アルバム「Wake Up」は自分がエレカシを好きになるきっかけになったアルバムだが、中身はこれまでの人生を振り返り、これからの人生のことを歌っているアルバムだと思う。
神様俺は今人生のどのあたり?
”Easy Go – アルバム「Wake Up」”
「Wake Up」に入っている楽曲「Easy Go」のひとフレーズ。宮本浩次は、エレファントカシマシはどこに向かっているんだろう?何を目指しているんだろう?
なんとなく、アルバム「Wake Up」の最後の3曲から読み取れるような気がした。
幼い日々に目指してた憧れの場所
橋を渡り山を越えて今 俺よ もう一度起て
”旅立ちの朝 – アルバム「Wake Up」”
いつもの顔でおはよう
ああ新しい夢が叶いますように
あるがままの俺で出かけよう
笑って陽気に手を振りながら 行こう
”いつもの顔で – アルバム「Wake Up」”
悲しいなんて言ってられねえ
そうさ 笑いと夢抱いて
都会の風に吹かれ町をゆく 賑やかな
たぶんオレと同じ 風に吹かれ
自らの足どりを確かめながら 流れ流れてゆく
”オレを生きる – アルバム「Wake Up」”
彼らの新しい夢って何なんだろう。そこまでは読み取れないけど、なんとなく「自分は自分でしかないので、自分らしくいこう」これが今のエレカシの結論なのかなと感じた。
自分を受け入れること。そして普段の何気ない日々が幸せということかな。
さいごに
30歳を過ぎて、素敵なアーティストに出会えたことを幸せに思います。
これから過去の作品、聴きあさってみよう。
11月21日に新しいLIVE DVDが出るみたいですよ。
うわぁ、RAINBOW!
うわぁ、桜の花、舞い上がる道を!
うわぁ、ガストロンジャー!
最高のセトリですね。
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