
お役立ち情報
2025/12/23

こんにちは! 「全然変わってない」カワッタデザインの河田です。
兵庫県の明石市・神戸市周辺で、中小企業の皆様の「想い」を形にするデザイン事務所をやっております。
さて、今回のテーマは… ズバリ、「お金(料金)」の話です。
でも、これって事業者様からすると一番知りたいけど、一番聞きにくいことじゃないですか?
「お店のロゴを作りたいけど、相場が全くわからない」
「ネットで検索したら5,000円で作れるって書いてあるし、見積もり取ったら30万円って言われた。何が違うん!?」
「高いお金払って、変なのが出てきたらどうしよう…」
その不安、よく分かります。特にロゴが必要なタイミングは起業したてのタイミングだったりもあり、お金の不安はつきものです。デザインの料金って、スーパーの野菜みたいに「定価」がないから、ブラックボックスに見えますよね。
今日は、現役のグラフィックデザイナーであり、デザイン事務所の代表を務める私が、この業界の「価格の裏側」を包み隠さず、正直に解説します。
なぜ、格安サービスは安いのか?
なぜ、制作会社(プロ)は高いのか?(その内訳は?)
結局、あなたのビジネスにはどっちが正解なのか?
これを読めば、見積書を見た時の納得感が180度変わるはずです。そして、無駄なお金を使わずに、本当に価値のある「投資」ができるようになります。
少し長くなりますが、経営者の皆様にとって絶対に損はさせない内容にしました。ぜひ、明石焼きでも食べながら、リラックスして読んでくださいね。

まず結論から言ってしまうと、ロゴデザインの価格は「ピンキリ」です。(答えになってないやん!というツッコミが聞こえます。でも事実です)
ざっくり分けると、市場には以下の4つの価格帯が存在するかな?と思います。
格安・クラウドソーシング層: 5,000円 〜 20,000円
若手フリーランス・副業層: 30,000円 〜 50,000円
プロ・小規模制作会社層(★ここが標準): 10,000円 〜 300,000円
大手広告代理店・ブランディング会社層: 100万円 〜 数千万円
「えっ、数千万円って何!? ぼったくり!?」
と思われるかもしれませんが、例えば皆様がよく知るあの大企業のロゴリニューアルなんかは、億単位のお金が動くこともあります。
でも、地域の事業者様や中小企業様が検討すべきなのは、主に「1. 格安層」か「3. プロ層」のどちらかだと思います。
この「数千円」と「数十万円」の間には、埋められない「深〜い溝(違い)」があります。 それは単なる「絵の上手さ」ではありません。
「責任」と「設計」の違いです。
ここから、それぞれの特徴を深掘り(ロジック展開)していきます。
最近は「ロゴ作成 格安」で検索すると、たくさんのサービスが出てきます。コンペ形式でたくさんの案が集まったり、AIが自動生成してくれたり。正直、便利っちゃ便利かもしれません。
圧倒的な安さ: お小遣い程度の金額で依頼できます。
スピード: AIなら数秒、コンペなら数日で案が集まります。
数が見られる: 「質より量」で、たくさんのバリエーションから選べます。
しかし、プロの視点から見ると、ビジネスで長期的に使うロゴとしてはかなり危険な側面もあります。
格安の場合、デザイナー(あるいはAI)は、あなたの会社の「理念」や「強み」を深く理解する時間がありません。「カフェのロゴですね? じゃあコーヒーカップの絵を描きますね」 というレベルの、表面的な図形になりがちです。これでは、競合他社との差別化はできません。
これが一番怖いです。以前、オリンピックのエンブレム問題でも話題になっていました。 安価な案件では、制作者も時間をかけられないため、既存の素材集やネット上の画像を少し加工しただけのものを提出するケースがあります。
もし、あなたがそのロゴを看板や制服に使った後で、「そのロゴ、うちの会社の商標権を侵害してますよ。使用を停止して賠償金を払ってください」なんて言われたら……。
看板の撤去費用、印刷物の刷り直し、そして何より「会社の信用失墜」。ケチった代償としては、あまりにも大きすぎます。(想像するだけで胃が痛くなりますよね…)
ごく稀にですが、クラウドソーシングにはデータについての理解が乏しい駆け出しデザイナーさんもたくさんおり、「画像データ(JPEG)だけ渡されて終わり」というケースも聞きます。これだと、看板などの大きなサイズに引き伸ばした時にガビガビに荒れてしまったり、背景が透けなくてチラシに配置しづらかったりします。
サークル活動や、個人的なブログのロゴ。
文化祭や短期イベントなど、使い捨てに近い用途。
「商標登録なんてしないし、トラブルが起きても自己責任でOK」と割り切れる場合。
一方、私たちのようなデザイン事務所やプロのフリーランスに頼むと、10万円〜30万円、あるいはそれ以上かかります。「絵を描くだけで、なんでそんな高いねん!」と思われますよね。
でも、私たちは「絵を描く時間」に対してお金をいただいているわけではないんです。
そこには、見えない「膨大な思考プロセス」と「リスク管理」が含まれています。お寿司屋さんで例えるなら、目の前で握る10秒ではなく、早朝の仕入れや長年の修行、ネタの下処理にお金を払うのと同じです。
では、具体的な「デザイン費の内訳」を見ていきましょう。(ここを知ると、逆に「安っ」と思っていただけるかもしれません)
カワッタデザインの場合、ペンを握る前に、お客様とガッツリお話しします。「どんなロゴがいいですか?」とは聞きません。
「なぜ起業されたんですか?」
「5年後、10年後、どんな会社になっていたいですか?」
「お客様にどんな感情を持ってほしいですか?」
「競合他社にはない、あなた(御社)だけの武器は何ですか?」
これらを掘り下げて、言語化されていない「想い」を引き出します。これだけで数時間かかることもあります。なぜなら、ロゴは「経営理念のビジュアル化」だからです。根っこ(理念)がしっかりしていないと、良い花(ロゴ)は咲きません。
次に、市場調査を行います。「競合のA社は青色のロゴで信頼感を売りにしている」「B社は赤色で安さを売りにしている」じゃあ、御社はどこを狙うべきか?
「戦わずして勝つ」ためのポジションを探します。そして、「〇〇のような安心感と、××のような革新性を融合させる」といった、デザインの設計図(コンセプト)を作ります。
この時点で、まだ絵は描きません。ベースとなるロジック(理屈)を固める作業です。
ここからようやく手を動かします。でも、いきなりパソコンで綺麗に作るわけではありません。
手書きで、数十案のラフスケッチを描き殴ります。「これは違う」「これじゃ伝わらない」「これだと縮小した時に潰れる」自分で描いてはボツにし、描いてはボツにし…。その中から、キラリと光る「原石」を3案〜5案程度に絞り込みます。
選んだ原石を、パソコン(Illustrator)で清書します。ここで重要なのが、「目の錯覚」の調整です。
定規で測ったように正確な図形は、人間の目には歪んで見えることがあります。あえて曲線をずらしたり、線の太さを微調整したりして、「人間の目で見た時に、最も美しく、安定して見える形」 に仕上げていきます。
0.1ミリ単位の調整を繰り返しながら耐久性の高いロゴに仕上げていきます。
「はい、できました」とメールで送って終わり、ではありません。「なぜこの形なのか」「なぜこの色なのか」 その理由を、資料にまとめてプレゼンします。
また、実際に看板に当てはめたイメージや、名刺にした時の見え方(モックアップ)もお見せします。「使った時のイメージ」が湧かないと、正しい判断ができないからです。
最終的に決定したら、印刷用、Web用、背景透明用など、あらゆるシーンで使えるプロ仕様のデータを作成します。また、ロゴの周りの余白の取り方や、色の指定などをまとめた「ガイドライン(使用マニュアル)」をお渡しすることもあります。これがあれば、今後誰が扱ってもブランドイメージが崩れません。

ここまで読んでいただいて、いかがでしょうか?プロの仕事は、「絵を描く」こと以上に、「考えること」「整えること」に大半の時間が使われていることがお分かりいただけたかと思います。
私たちカワッタデザインは、ロゴ制作費を「コスト(消費)」ではなく「投資」だと考えていただきたいのです。
例えば、ロゴ制作費に20万円かかったとしましょう。「高っ!」と思いますよね。
でも、しっかり設計されたロゴは、10年は余裕で使えます。20万円 ÷ 10年 = 年間2万円。 年間2万円 ÷ 365日 = 1日あたり約55円。
たった55円で、
24時間365日、文句も言わずに会社の顔として働いてくれる。
名刺交換のたびに「素敵なロゴですね」と信頼を得られる。
スタッフが制服を着るたびに、誇り(モチベーション)を感じてくれる。
看板を見たお客様が、安心して入店してくれる。
こう考えると、最強にコスパの良い営業マンを雇うようなものだと思いませんか?
逆に、5,000円で作った「愛着の湧かないロゴ」を使い続けるのは、サイズが合わない靴を履いてマラソンをするようなものです。 痛いし、走りにくいし、結局途中で買い換えることになります。
「安物買いの銭失い」になるのか、「未来への種まき」をするのか。経営者としての判断が問われる部分です。
私が拠点を置く兵庫県明石市や神戸市には、素晴らしい技術や歴史を持った企業様がたくさんあります。でも、その魅力が伝わっていないことも多く、「もったいない!!」と思うことも少なくありません。
だから私は、ただかっこいいマークを作るのではなく、「あなた(御社)の歴史や想い(ストーリー)を凝縮したシンボル」 を作ることに全力を注いでいます。

例えば、神戸三宮の「Bar森した」様のロゴ。 ただ単に「お酒」や「グラス」の絵を描いたわけではありません。
オーナー様へのヒアリングで出てきたのは、「Barには茶道のような『フォーマルな作法(緊張)』があるが、お客様には心から『リラックス(緩和)』してほしい」という、一見すると矛盾するような深い想いでした 。
そこで私たちは、この「緊張と緩和のバランス」をデザインで可視化しました。
日本語(森した)
ゆるやかなカーブを描く手書き文字で、「リラックス感」を表現 。
英語(BAR MORISHITA)
「Baskerville」という伝統的なセリフ体(明朝体系)を使い、Bar本来の「適度な緊張感・品格」を表現 。
マーク(グラスと氷)
グラスに入ったこだわりの「丸氷」は、あえて正円で描き、仕事帰りの疲れを癒やす「ホッとした笑顔(口元)」に見えるよう設計 。
これらを組み合わせることで、看板を見た瞬間に「あ、ここはちゃんとしたBarだけど、肩の力を抜いて入れるお店だ」と直感的に伝わるロゴに仕上げました。

これこそが、プロが提供する「設計(デザイン)」です。
最後に、あなたがもしプロに依頼しようと思った時に、失敗しないためのチェックポイントをお伝えします。
「ヒアリング」を重視しているか?
「どんな色が好みですか?」といきなり聞いてくるデザイナーは要注意です。「御社の課題は何ですか?」と聞いてくれる人を選びましょう。
「実績」に説明があるか?
ポートフォリオ(作品集)を見た時に、ただ画像が並んでいるだけでなく、「なぜこの形になったのか」という解説が書かれているか見てください。思考の深さが分かります。
「商標」への配慮があるか?
「商標登録を検討していますか?」と一言聞いてくれるか、あるいは「弁理士さんと連携できますか?」と聞いた時にスムーズに回答が返ってくるか確認しましょう。
(※デザイナー自身は商標調査の専門家ではありませんが、リスクへの意識があるかが重要です)
長くなりましたが、まとめです。
格安サービス
安い・速いが、権利リスクやクオリティの限界がある。「とりあえず」ならOK。
制作会社(プロ)
費用はかかるが、事業課題の解決・権利関係のクリア・長期的な耐久性がある。「本気」ならこっち。
ロゴは投資
10年使う資産として、日割り計算で考えてみましょう。
正直に言います。カワッタデザインは、決して「激安」ではありません。でも、大手代理店のような「超高額」でもありません。
「適正価格」で、あなたのビジネスに本気で向き合い、一生モノのパートナーとなるロゴを作る。そんな立ち位置の、ちょっと泥臭いデザイン事務所です。
「ただのマークはいらない。うちの想いが詰まった旗印が欲しいんだ!」
もし、あなたがこう思われているなら、ぜひ一度ご相談ください。
ロゴを作る過程で、改めて自社の強みに気づいたり、社員さんの意識が変わったりすることもよくあります。そんな「変化」のきっかけを、一緒に作っていけたら嬉しいです。
弊社は「デザインで“良いつながり”を創る」をミッションに活動しています。ロゴだけでなく、そこから派生する名刺、Webサイト、パンフレットまで一貫してお手伝いできるのが強みです。
「そろそろ、ちゃんとしたロゴを作りたいな」
「今のロゴ、なんか時代に合ってない気がする…」
そう思ったら、まずは無料相談へお越しください。あなたの熱い想い、カワッタデザインが全力で受け止めます!
もしよろしければ、これまでの制作事例もご覧ください。想いが形になった実例を見ていただければ、きっとイメージが湧くはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!! あなたのビジネスが、素敵なロゴと共に飛躍することを心から応援しています!


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